1949-05-20 第5回国会 衆議院 運輸委員会 第24号
資本家もよし、労働者もよし、労資一体、協力一致、和をもつて尊しとなす、この根本精神で行かなければ、今後の平和國家日本はおそらく再建できぬ。西と東に世界はわかれておる。中華民國御承知の実情であります。この際私どもはつとめてこういう考え方のもとに、國の事業を処置して行かなければならぬのじやないか。
資本家もよし、労働者もよし、労資一体、協力一致、和をもつて尊しとなす、この根本精神で行かなければ、今後の平和國家日本はおそらく再建できぬ。西と東に世界はわかれておる。中華民國御承知の実情であります。この際私どもはつとめてこういう考え方のもとに、國の事業を処置して行かなければならぬのじやないか。
この水産業協同組合法の最初の目的にうたつてあるところの生産の増強であるとか、それからわれわれが自主的に考えておりますところの、この平和國家日本の再建途上において、水産業の持つている経済的地位というものはいかに重大であるか、これを通じて日本の再建にわれわれが協力して行かなければならないという立場にある現在におきまして、このようなことはまつたく逆な行き方であります。
それで私共はどのようにして、これを突破して、電力を復興して行こうか、そうして平和國家日本を再建して行こうということが、組合發足以來種々努力して參つたわけでありますが、御承知のように、昨年の我々の電産十月闘争ということは、實にこのための闘いであつたのであります。
また平和國家日本の歴史的運命を解決する上から言いましても、そんなにたくさんな政治理論及び主義主張の差があるはずはないと思う。一部には職能代表たるの政黨もないではありません。